アコム

未来に向けて「欲しい人材」にフォーカスし、
アピールポイントを変える!

現在の先に続く、
未来に焦点を当てる。
背景

自社の特徴(現在)と、目標(未来)。採用広報において、そのどちらを強くアピールするべきか悩まれる企業様は多いことでしょう。この2つが異なる印象であれば、なおさら難しい問題です。

今回の主役であるアコム様は、それまで「社員の人柄の良さ」を特徴として打ち出す採用広報を行っていました。しかし、会社のビジョン「世界のアコム」を実現するためには、チャレンジングで優秀な人材が必要。ここにギャップを感じたアコム様は、マイナビとともに改めて人材要件を整理しました。人材市場全体のなかで、これからの採用活動において狙うべきターゲット層を明確化するなかで、既存社員にも改めてビジョンを伝えられるサイトにしたいというもう1つの目標も見えてきました。こうして人材要件が固まったところで、実際の広報物を共に創り上げるパートナーを選ぶべくコンペが開催され、複数社のなかからマイナビの提案が受け入れられました。

魅力を具体化し
異なる2つの要素を、
同時に表現。
ソリューション

マイナビが提案したのは、アコム様が描く「未来」にフォーカスしつつも、「今」の魅力も訴求する採用サイト。「世界のアコム」というビジョンを表現しながら、随所にアコムで働く「人の魅力」を伝える工夫を凝らしました。とはいえ、当初は「世界を目指す」ことと「人の良さ」を両立して表現することに苦労しました。なぜなら、この2つは一見するとまったく別の性格のものだからです。
そこでマイナビはアコム様にヒアリングを重ね、「人の良さ」とは何なのかを掘り下げていきました。すると、人に対する優しさといった抽象的なイメージから、「志を持って今に向き合う人たち」という働く人の志向が浮かび上がりました。こうして生まれたのが、“「今」への挑戦が、未来を切り拓く。”というメインコピー。トップページのデザイン・アニメーションと合わせて、「世界」を本気で目指していることをダイレクトに表現しました。それと同時に、「人の魅力」を伝えるためにローディング画面にたくさんの社員を登場させるなど、細かな部分までこだわりを持ったサイトが完成したのです。

 

「人の魅力」を伝える画面から、「世界」を目指していることを伝える画面へ展開

クリエイターとのマッチングが
成功の鍵。
実際の取り組み

今回のプロジェクトの成功の秘訣は、お客様とクリエイティブ・パートナーとのマッチングにありました。マイナビは数多くの優秀なクリエイターと取引があり、プロジェクトに合わせて柔軟にアサインを行っています。お客様の課題や要望をクリエイターに伝えることはもちろん、クリエイターの強みや特徴をお客様に伝えることで、全員が安心してプロジェクトに参加できる環境づくりを大切にしています。
アコム様も、実際に制作を進めるなかではさまざまなご要望や疑問を持たれるシーンがありましたが、その1つひとつに対してクリエイターとともに丁寧に対応していきました。実際に、コンペの後には私たちの提案に対する感想などをお客様から聞かせていただき、細かい部分を変更するなどした調整力とチームワークが評価のポイントだったそう。採用のプロであるマイナビと、クリエイティブのプロがタッグを組む体制が、アコム様の高い満足度につながりました。

 

動画を通して「人の魅力」を伝えるコンテンツ

 
 
 
 

ビジョンが伝わり、
ターゲット層への
アピールに成功。
得られた成果

2023年春にサイトを公開。その後のアンケート結果では、アコム様の「将来性」に魅力を感じる学生の割合が増加しました。「世界を目指す」というビジョンがしっかり伝わり、そこに共感するチャレンジングな人材に対する訴求につながったようです。また、アコム様の社内でも好評の様子で、社員の方々に向けて会社が目指す方向性を改めて伝えられたという声も届くなど、もう1つの目標であった、既存社員にも再度ビジョンを浸透させていくきっかけをつくることもできたようです。最後に、採用ご担当者様からいただいた感想をご紹介します。「私たちが言葉で言い表せないものを、マイナビチームの知見によってコピーやデザインに落とし込んでいただきました。このサイトがあれば、多くの学生にアコムの魅力を訴求できると確信しています」。

アコムの目指す未来を伝えたコンテンツは、既存社員にも伝わった

CLIENT
アコム

ローン事業において国内有数の規模を誇るほか、信用保証事業や海外金融事業も展開。「世界のアコム」を目指すべく人材採用に注力しており、「マイナビ・日経 2024年卒大学生就職企業人気ランキング」のクレジット・信販・リース・その他金融部門で第3位に輝く。

 

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Director's Comment

お客様・クリエイター・マイナビの3者が良好なチームワークを発揮できたからこそ、ここまでの高いクオリティを実現することができました。私自身は普段から、お客様とクリエイターをよく知ることを心がけています。それが良いものづくりの秘訣であり、仕事を楽しむことにもつながると感じています。

Directed by


担当ディレクター
平田 裕清
イベント制作会社でのディレクターを経て、2015年に中途でマイナビに入社。それ以来東京の中堅~中小企業を中心に、新卒採用向け広報物の企画・制作ディレクションを担当。2019年より課長となり、課員のマネジメントにも注力。プライベートでは1児の父。